みちしたのくらし

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お気に入りの場所で趣味を楽しむくらし

窓から差し込む柔らかい光を浴びて、大きく伸びをする。
家族が目を覚ます前に珈琲を淹れるのが僕の日課。

豆にも個性があるんです。
香り、味はもちろん、お湯を淹れた時の膨らみ方まで違ってくるから面白い。
最近の気づきはルワンダの豆が美味しいということ。
フルーツの華やかな香り、すっきりとした口当たりの良さ、それでいて程よいコクもあって。
自分の知らないものを少しずつ開拓していく、
そんな日々を送りたいなって思いながら過ごしています。

時間がある時には自分の作業場で手作りのルアーを作っています。
リス、うさぎ、鳥、、、様々な獣毛を使って、一つ一つ丁寧に巻いていく。
世界にたった一つしかないルアーの完成。
貴重な獣毛を使ったからと言って、魚がよく釣れる訳でもないんですけどね。笑
自分のオリジナリティが表現できるのと、何より愛着が湧くんですよ。それがたまらなく楽しい。

僕のお気に入りの場所はリビング。解放感があって、落ち着くんです。
窓を開けると庭のウッドデッキと繋がって、外との一体感を感じられる。
部屋の仕切りもできるだけ作らないようにしたので、いつも家族の繋がりを感じられるのも良いですね。

パントリーは私の大好きなものが詰まった場所。
「たくさん収納ができるけどパッと見た時に美しく見えるように」って
道下さんにお願いして作ってもらいました。
器たちもなんだか嬉しそう。

娘たちは本当におしゃべりで。笑
学校から帰ってきたらその日の出来事を話してくれたり、
レシピ本を一緒に読みながら「今日の晩ご飯何にしようか?」なんて話したり。
子供たちが産まれてからはできるだけ既製品ではなく、
手作りのものを食べてほしいという想いが強くなっていきました。
ご飯もお菓子もできるだけ食材に拘って、作るようにしています。

休日の天気がよい日には外のウッドデッキでデイキャンプをしたり、近所の家族を招いてBBQをしたり。
こんなことができるのも、自然と旧市街がうまく調和された三田という風土ならではだと思います。

本当にこの家を建ててよかったなって思いますね。
2人目の出産を機に、「もっと自然豊かな環境で暮らしたい!」という気持ちが強くなって、
お家づくりを本格的に考え始めました。
僕はアウトドアが好きなので、自然の中に溶け込むような家を建てたかったんです。
無機質で真っ白な家は嫌だなと。
けれどなかなか理想のお家が見つからなくて・・・
気づけば2年の月日が経っていました。

道下さんとの出会いは、一言で言うと「巡り合わせ」ですよね。
偶然道下さんの家が一軒建っているのを見つけて、直感に響いたんです。
道下さんのお家は自然素材に拘っていて、木や漆喰特有の温かみに心が動いたのだと思います。

念願の家づくりだったんで妥協はしたくなかった。

妻と二人で本や雑誌を読み漁って勉強して、僕たちの理想のお家を少しづつ描いていきました。

それに道下さんは最初から最後まで寄り添ってくれて、毎週のように打ち合わせをしましたね。

大阪から三田まで毎週のように通うのは正直大変ではあったんですけど、

それよりもお家づくりのワクワク感の方が大きくて楽しくて・・・

最後まで楽しく家づくりができたのも、今こうして理想的な暮らしが叶ったのも、道下さんのおかげです。